5/8,5/9 名古屋 新緑茶会のお菓子
5月8日、9日に愛知県名古屋市中区にございます「茶道具商 ながさか」様で、「新緑茶会と茶道具を観る楽しみ」という催しがおこなわれました。
写真のお菓子は、その新緑茶会でおつかいいただきました「落し文」です。
初夏 山道などにくるりと巻いて落ちている葉を、小鳥の仕業に見たてて「時鳥の落し文」とか、「鶯の落し文」とか呼んでいます。
「落し文」というのは、元来口で言いにくいことを文にして目立つところに落としておくもので、つけ文などもこの類。
たくさんの縁をむすんだでもあろう「落し文」とこの落ち葉の形が似ているので、雅名となったと思われます。
なかなかロマンチックな、そして粋な命名のお菓子です。
製は、当店「川村屋 賀峯総本店」の銘菓「羽二重餅」をこなし製の葉でまいております。中のあんは、丹波小豆の粒あんです。
両日ともたいへん大勢のお客様で、大盛況でした。
当店 「川村屋 賀峯総本店」は 行き届いた製品管理を徹底するために支店・売店は出店しておりません。
不定期にてジェイアール名古屋髙島屋の催事にのみ出品しております。